終わりのない闘い【2023-03-14更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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終わりのない闘い
2020年7月のニュース

終わりのない闘いvol.149

 東京都の発表によりますと、7月10日の新型コロナウイルス感染者数は、243人ということで、2日連続の200人越えです。これまでで最高の人数という事で、全く収まる気配が感じられません。もっとも、アメリカやブラジルの感染者数を見ていれば、容易に収束できるものでないことは明らかであります。ワクチン開発が待たれますが、先行きを見通すことは容易ではありません。

 左記表は、WEB版の日経新聞に掲載されていたものですが、過去の感染症との闘いを示したものになります。振り返ると、人類はずっと闘ってきたわけです。私的には、2003年以降のSARSやMERSが話題になっていたのは記憶にあるのですが、それ以前の感染症に関しては、名前を聞いたことがあるくらいです。また、左記以外にも近年においては、エイズ、エボラ出血熱等も話題になりました。これらを見ると、今回のコロナとの闘いが終わったとしても、何年後になるかは分かりませんが、新たな感染症が発生することは必然に思われます。

 最近、感染症の歴史に関する書物を読んだのですが、感染症は人の増加と密接な関係にあります。もちろん、最初の宿主は1人ですが、新型コロナもそうであるように、人が集まることにより爆発的に増殖します。公衆衛生が大切なのは言うまでもありませんが、大昔であれば、人の行動範囲は限られていました。その人が亡くなるか、家族か、少なくとも小さなコミュニティで感染を広げ、それ以上広がらなかったのでしょう。しかしながら現在では、世界中に容易にアクセスすることができます。ウイルスは宿主がいなければ活動できませんが、人の交流が多ければ宿主に困りません。そして、従来のワクチンが効かなくなるという、変異を繰り返していくこともまた脅威であります。

 自然のシステムは偉大です。昔、誰しも学校で食物連鎖の仕組みを学んだと思いますが、過去の感染症も今回の新型コロナも見方によっては、人類への警鐘とも考えられます。食物連鎖の仕組みにおいては、増えすぎたものは淘汰されます。増えすぎた人類を減少させようという、自然の力が働いていると、何の科学的根拠もありませんが、感じてしまいます。だから自然に身を委ねよという事ではありません。人類が今後も繁栄していくためには、感染症と終わりのない闘いを続けなければなりません。それは恐怖とも言えますが、逆に考えれば、上記の感染症に打ち勝ってきたということもまた事実であります。あまり悲観的になりすぎず、そうは言っても感染症対策は十分に行い、お客様に必要とされるサービスを提供していきたいと思います。

塩田了丈


 

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