『DIY賃貸』【2023-03-04更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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2015年12月のニュース

『DIY賃貸』vol.94

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 昨今、DIY賃貸という言葉を耳にする機会が増えたかと思いますが、DIYは英語の《Do it yourself》 で借主が、一定の制限はありますが、お部屋を自由に造作出来る賃貸物件ということになります。上記図表は国土交通省が2014年に作成したDIY賃貸のガイドラインになります。空き家の有効活用という側面で作成したものではありますが、原状回復の東京ルールがそうであったように、一つの方向性を示してくれるものであります。

 持ち家がほしいという理由の一つに自分の所有物であるから、自由に造作出来るといものがありますが、なぜ賃貸物件では出来ないのかと問われると考えさせられます。もっとも貸主の所有物であるから当たり前といえばそうかもしれませんが、時とともに人の価値観や社会のルールも変わっていきます。原状回復で言えば、昔は借主負担だったものが、今では原則貸主負担と変わっております。シェアハウスのような住まい方も浸透してきており、昔では考えられなかった事が現実に起こっています。

 そして、住まい方の新しい形としてDIY賃貸もあります。昨今の賃貸市況は競争が激しく、リフォームをしたら決まるという時代でもなくなってきているように思います。もちろん、立地や賃料相場等もありますが、一定のルールのもと、室内の造作の一部を借主に任せてしまうのもありなのかなと思っております。まだ、始まって間もない賃貸形態ですので、トラブルも出てくる可能性はあると思いますが、借主の造作により退去後物件の価値が上がる可能性もありますし、そもそもお金をかけておりますので、大切に使用し、賃貸期間は長くなる傾向になるのではないかと思っております。

 最も、DIY賃貸が好きな人もいれば必要のない人もいます。ただ、様々なニーズがあることを知っておく、対応できるようにしておくことは、非常に大切だと思っております。もし、ご興味があればご一報いただければと思います。一緒に考えていければ幸いです。

塩田了丈


 

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